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何かと話題のトランプ氏について、何がそんなに悪いのか?

アメリカ大統領選挙で何かと話題のトランプ氏であるが、THE WALL STREET JOURNALに以下のような記事が出ている。

jp.wsj.com

 

インタビューにおいて、CIA長官のヘデン氏は以下のように語っている

<<トランプ氏がホワイトハウスから命令を下した場合、軍部はその一部を拒否する必要があると指摘。「米軍は違法な命令に従う必要はない。(トランプ氏の提案の一部は)武力紛争に関するすべての国際法違反になる」と話した。(※記事より抜粋)>>

 

「軍は大統領の命令を拒否するべき」とは実際に違法な命令が発令されているわけでもないのになんとも過激な物言いである。国際法を無視すると主張するトランプ氏と、アメリカ合衆国憲法を無視しろと主張するヘデン氏、どちらが無謀だろうか。

少なくとも、トランプ氏は自身が大統領となり、自身の責任において実行しようとしている。

それに対し、ヘデン氏は完全に人事である。

 

様々なメディアで散々バッシングを受けているトランプ氏であるが、果たして何が問題なのであろうか?

トランプ氏の主張は「アメリカ合衆国が再び世界のトップとして強いリーダーシップを発揮しよう!」ということである。

メッセージをはっきりと伝えようとすれば、当然、発言は過激になる。

あなたの周りでも、はっきり意見を言う人の言葉は尖っているのではないだろうか。

リーダーの主張がはっきりしない組織は求心力を失い、崩壊する。

その意味において、トランプ氏はリーダーとして振る舞おうとしているように見える。

 

しかし、トランプ氏の公約をそのまま実行すれば国際問題になることも事実である。

が、アメリカ合衆国が民主主義国家である限りそんなことにはならないだろう。

もし、公約がそのまま実行されるようなことになったら、その原因はトランプ氏ではなく、議会と国民が無能でだったからである。

※責任は大統領であるトランプ氏が負うことになるが、、、

 

 

さて、アメリカ大統領選について書いたが、上記内容は日本の政治、経済においても同じことが言える。

「政治不審」「株価暴落」「経済状況悪化」、、、

様々なことが様々に報道されているが、果たしてその原因はどこにあるのだろうか。

責任者に責任を押し付けたとしても、根本的な原因と向き合わなければ現実は一切変わらないのである。