【圧縮比】が語るエンジン性能
機構 | 空冷2ストローク |
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バルブ システム | ピストンバルブ |
排気量 | 97.6cm3 |
内径×行程 | 52×46mm |
圧縮比 | 7.9:1 |
始動方式 | セル式 |
キャブレター | WARBRO WB-3A |
点火方式 | T.C.I |
スパーク プラグ | NGK B9EV |
潤滑方式 | 混合(25:1) |
変速 | 遠心クラッチ付 (乾式SLクラッチ) |
この表が何か分かる方がいるだろうか?
もしいたら相当なヤマハマニアの方だろう。
この表はヤマハがスポーツカート用に出しているエンジンの
カタログスペックです。
さて、なぜこんなスポーツカートのエンジンスペックを
持ちだしたのか、、、
それはカートショップのオヤジさんと仲良くなるためです。
なにか新しいことを始めるときは
「何をやるかではなく、誰とやるかだ!」
誰が言い出したかは定かではないが、
成功者への第一歩として有名な言葉です。
カートがどんなに素晴らしいスポーツでも、
あなたがどんなにやる気に満ち満ちていても、
1人でやっていたのでは上達は見込めません。
※仲間と一緒でも同じです
では、どうするか、、、
あなたを導いてくれるメンター(師匠)が必要です。
もし、あなたの知り合いでレースに出場されている方が
いらっしゃるならその方と一緒にやるのが良いでしょう。
しかし、そういう方が身近にいらっしゃる方は
それほど多くはいないでしょう。
そんなとき、心強い味方が
カートショップのオーナーです。
特に、エンジンのO/Hなどメンテナンスを
請け負っているショップがお勧めです。
でも、、、
そうは言ってもオーナーさんにメンターになっていただくには
まずは仲良くならないと行けません。
そのためのネタがエンジンなのです。
カートショップにフラット来た素人がエンジンについて
知識を持っているなんて思う人はいません。
オーナーさんも当然そんなことは期待していません。
そんな中、あなたが突然、
「圧縮比の適正値とそれを考慮したチューニング方法」
について語りだしたらどうでしょう。
「なんだコイツ?」と思いながらも、
目がキラキラと輝き出すオーナーさんの様子が目に浮かんできませんか?
(圧縮比が何なのかはWikipediaに詳しく書かれているので見ておいて下さい)
そうなったらこっちのものです。
聞いてもいないのに知りたくも無いほど沢山の
そしてマニアックな知識、コツを延々と教えてくれます。
もうあなたはオーナーさんへ弟子入りできたも同然です。
最後に、、、
「これからカートを始めるのに、まず何からはじめたらよいか?」
をオーナーさんに伺い、
その場で(もしくは一週間以内に)買って帰りましょう。
そして一週間後にまた遊びに行って買ったものの
感想を伝えてあげればカンペキです。