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EQ-道場

スポーツカートに夢中な管理人が気ままに続けるブログ

荷重移動とタイヤに掛かる力の関係

「荷重移動」

あまり聞いたことがない
言葉かもしれません。

 

しかし、、、

 

カートなどモータースポーツでは
非常に大事なことです。

ですので解説します。

荷重を理解していると、
タイヤの力を120%使えたり、
逆に知らないと
タイヤの力が80%に減ったりします。

 

どういうことか、、、

このブログで再三使っている
タイヤにかかる力の図ですが、

f:id:EQ_doujou:20160330063450p:plain
実は、走行中、
青い円は大きくなったり、
小さくなったりするのです。

円の大きさを変える要因が
「荷重」
です。

f:id:EQ_doujou:20160414075603p:plain

速く走るためには、
タイヤに大きな力を掛ければいい。
タイヤは力が掛かり過ぎると
スピンする。

つまり、タイヤの限界(青い円)は
大きければ、大きいほど良い。

逆に、、、

小さいと不利です。

 

 

さて、荷重がタイヤの限界を
大きくしたり、小さくしたりする
とはどういうことでしょう?

そもそも、
タイヤの限界が大きい方が
有利なのだから、
「常に大きくしておけばいいじゃん」

と思っている方、、、

素晴らしい


まさにその通り
ですが、
問題はどうやったら
タイヤの限界を大きくできるか。

 

それを理解するには
タイヤに掛かる力が
具体的に何か、
を知る必要が有ります。

タイヤに掛かる力は
静止摩擦力
と呼ばれるものです。

静止摩擦力はどんな力か、

静止している物体を動かそうとする際に働く摩擦力を静止摩擦力(Static Friction)という

Wikipediaより引用)

置いてあるモノを
横に動かすには力が要ります。

あれが静止摩擦力です。

ここで一つ想像して下さい。
置いているモノを動かす時、
上から押さえつけると
動かなくなりますよね。

これは静止摩擦力が
大きくなったからです。

さて、感の鋭い人は
お分かりかと思いますが、
タイヤの限界を大きくするには

「タイヤを
上から押さえつければいい」

のです。

 

・・・

 

今、
タイヤの上に
"重し"を乗せることを
想像した方、

その発想はステキですが
違います。


タイヤを
押さえつけてくれるのが
「荷重」です。


イメージし易い様に
人間で話をします。

足を肩幅に開いて、
まっすぐ立って下さい。

そこから、
右足に寄りかかる
左足に寄りかかる
つま先、かかとに、
と体重を寄せて下さい。

これが荷重移動です。

カートも運転の仕方を

工夫すると、
同じようにカートの重さを
前後、左右に寄せることが
できるのです。
(ちょっと難しいので

やり方など詳細は割愛しますが、、、)

荷重移動をすると
当然、寄せた所のタイヤは
上から押さえつけられる
のと同じ状態になります。

つまり、タイヤの限界が
大きくなります。


カートにタイヤは④つあります。
そして、4つのタイヤ全てに等しく
力が掛かっているわけでは
ないのです。

カートは後輪駆動ですから、
加速する時は
後輪②つに力が掛かります。

曲がるときは、
前輪が操舵輪なので
前輪2つに力が掛かります。

ポイントは
力が掛かるタイヤの
限界を大きくすることです。

つまり、

加速するときは後輪
曲がるときは前輪

が重要になります。

なので、
加速は後荷重
曲がるときは前荷重
となるようにします。

この荷重移動を
上手く使えるようになると
タイヤの力を
120%引き出すことができます。

 

逆に、、、

 

知らずに
間違った荷重移動をしてしまうと
タイヤの力を80%しか使えません。

このように
今、どのタイヤがポイントか、
そのタイヤに荷重を掛けるには
どうすればよいか、

を常に考えながら練習すると
あなたの上達スピードは
グッと上がります。

 

次回は途中割愛した荷重の掛け方を
解説していきます。