EQ-道場

スポーツカートに夢中な管理人が気ままに続けるブログ

危険であることを忘れない限り安全である

危険であることを忘れない限り、
安全である

 

昔、雷管のパッケージに
書かれていた言葉で、
大きな衝撃を受けたのを覚えています。


雷管は爆竹のような物です。
昔は学校の運動会などで
徒競走のスタートに
活躍していたのですが、
最近は使わないみたいですね。

 

さて、

 

車の運転において
危険な人とはどんな人でしょう。

何をもって「危険」とするかは
人それぞれだと思います。

道路交通法を守らない人は危険
脇見運転する人は危険
歩行者を確認しない人は危険

などなど、、、

 

私は車をコントロールできない人が
危険だと考えています。

 

道路交通法を守っていれば安全
そう考えている人は多いと思います。

確かに道路交通法
守らなければいけません。
しかし、守っていれば安全
という訳ではありません。

「安全」はその時々で違います。
自転車が
時速50kmで走っていたら
危険ですが、
バイクが
時速50kmで走っていても
普通です。

車を運転していて、
細い道を若いサラリーマンが
歩いていても
危ないとは思わないでしょう。
でも、幼稚園児がはしゃいでいたら
怖くてたまらないでしょう。

「安全」かどうかは
その時の状況によって変わります。
今、自分が安全なのか、危険なのか、
それは実際に危険な状況を体験しないと
分からないものです。

そして、危険な状況に陥ったとき
その状況を適切に対処できない人が
事故を起こします。

もちろん、
どうにもならない状況で
事故に合うというケースもありますが、
圧倒的に少数です。

 

車の運転において、
危険に対処するためには
限界を知ることが重要です。

 

車の限界には2つあります。
性能面の限界と、
あなたの運転技術の限界です。

当たり前のことですが、
限界を超えると
コントロールできなくなります。

 

しかし、、、

 

あなたは自分の車と自分自身の限界
がどこにあるかご存知ですか?

限界を超えてコントロールを失う

そういう経験をしたことがある人は
少ないと思います。

車と自分の限界は
実際に経験しないと
分からないものです。

 

実際に限界を超えて、
その時、

車に何が起こるか?
自分自身に何が起こるか?
どうしたらいいのか?

これらを知って、その上で
実際に経験し、
考えなくても対処できる。

でなければ
車をコントロールできている
とは言えません。

 

さて、
あなたは本当に
安全運転ができていますか?

「安全運転」は難しい。
実際に危険な状況を経験することは
ほぼ無理です。
実際に事故を起こすことは
できないですから、、、

 

しかし、、、

 

車は凶器です。
あなたの運転は危険です。

自分自身が
如何に危険な存在かを認識し、
多少マシな運転なら
今日からでも実践できそうです。