EQ-道場

スポーツカートに夢中な管理人が気ままに続けるブログ

オーバーテイクだけじゃないレースの楽しみ方

陸上競技をやっている方は
経験があると思いますが、
自分が出場するレースの
何分か前に招集所に行き、
受付をする。
受付をしないと
何の警告もなく失格となってしまう。

このようにレース前に点呼があるスポーツは
多いと思います。

カートにも同じようなルールがあります。

2016年全日本カート選手権統一規則 第29条 スタート進行

2.スタート進行は以下に従い行われる。
1)競技会特別規則書または公式通知により指定された時
間に所定の待機場所に着くこと。このとき合図音および
アナウンスが放送される。
2)所定の待機場所への進入はフォーメーションラップ
分前に締め切られ、「3min」ボードが示されるまで
にカートが所定の場所に着いていなければならない。審
査委員会が認めた場合を除き、5分前までに所定の待機
場所に進入できなかったカートの出走は認められない。
3)フォーメーションラップの開始は、以下のボード提示
に続いて行われる。これらのボードの提示は合図音とと
もに行われる。
3min 1min 30sec
4)「3min」ボードが示される時点で、ドライバーお
よび当該ピット要員1名、オフィシャルを除くすべての
者は当該エリアから離れなければならない。
5)「1min」ボードが示される時点で、ピット要員は
当該エリアから離れなければならない。また「1min」
ボードが示された時点からフォーメーションラップ
始時までの間であればいつでも、ドライバーはエンジン
を始動することができる。
「1min」ボード提示後は、ピット要員による援助
は一切認められない。
6)「30sec」ボードが提示された30秒後に担当オ
フィシャルにより緑旗が提示され、カートはフォーメー
ションラップを開始する。
7)エンジン不動等によりスタートが困難なドライバーは、
両手または片手を頭上に高く上げ、合図をしなければな
らない。この場合、黄旗を持つ担当オフィシャルが当該
カートの直近に立ち、フォーメーションラップ中のドラ
イバーに警告する。
担当オフィシャルは、フォーメーションラップ開始後、
スターティンググリッド上に留まっている全てのカート
を所定の位置に移動する。
8)カートは、所定の位置にてピット要員の援助(介入)
を受けエンジンを再始動することができる。次いで担当
オフィシャルの指示に従いフォーメーションラップ
隊列の最後尾に加わり出走できる場合がある。

 カートレースには進行表があり、
練習走行、予選レース、決勝レース、
それぞれの準備時間(整備や給油)が
全て決められていて、
進行には厳密に従わなければいけません。

こういったレース運営は実際に
出場してみないと
なかなか知る機会がないと思います。

 

ただ、、、

 

知っておくと、
レースを見に行った時など
走っているカートだけでなく
それ以外の時間、
ピットで何が行われているか?
各選手、チームのピット要員が
どんな動きをしているか?
色々な視点からレースを楽しむ事ができます。

レースでのバトルやオーバーテイク
確かに楽しいですが、
ただ単にレースだけを見るのではなく
裏方で行われている細かいことを知ると
また違った楽しみができます。

より、カートを好きになれます。

 

ちなみに、

私は全車両が一斉にエンジンを始動させる
フォーメーションラップの開始1分前が
一番ワクワクします。