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ホンハイによる買収が完了したシャープ・・・これから、どうすべきか

2016年8月12日。
シャープは台湾のホンハイから総額3,888億円の出資支払いが完了した。
これを受け、株価が高騰しているようです。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

2016年1月に7,000億円規模と言われた買収額は

契約交渉の段階で4,890億円に引き下げられる。
その後、2016年2月24日の偶発債務(3,500億円)が発覚。
買収金額は3,888億円にまで値切られた。

 

こうして見るだけでも完全に「やられた!」
としか言いようがない結果になってしまった。

当然、シャープの経営陣にも事情があり、
その中で判断した結果なのだろうが・・・

結果は惨敗というのが正しいだろう。

 

さらに今後、シャープが培ってきた技術は
中国に流れ

中国工場で製品が製造され、
中国国内で販売されるようになり
シャープは結局、経営破綻に追い込まれ

二束三文で売られることになる。

 

中国を信じてしまったために起きた悲劇である。

 

そんな中、亀山工場の方志(ほうし)教和元専務が
ジャパンディスプレイの副社長に就任をした。
「シャープ人材流出」に鴻海が激怒 (1/3) - ITmedia ニュース

シャープとして日本人が培ってきた技術を守る道は
日本企業への人材流出しかないのかもしれない。

 

シャープに務めている方々は

将来が見えない中国企業で働き続けるか、
再就職をして、自分を活かす道を探すのか、

今、勇気を持った決断をするべきなのかもしれない。