EQ-道場

スポーツカートに夢中な管理人が気ままに続けるブログ

カートライセンスの取得方法

カートのライセンスは
レースに出場するために
必要となるものです。

ライセンスは
あなたがサーキットで
カートを走らせるのに必要な
知識・マナーを身につけ、
安全にカートを走らせることができる
ことの証明です。

そのため、レースに出場しなくても
車の扱いが正しくできるようになるためにも
ライセンスを取得してみることを
お勧めします。

さて、カートレースのライセンスは
JAFが発行しており、
10〜15歳の「ジュニア」
15歳以上の「シニア」に分かれます。
そして、
レースの実績で
ジュニアが3段階
シニアが5段階
のグレードがあります。

グレードごとで出場できる
レースが決まっています。

また、JAFが発行するものとは
別にもう一つカートライセンスがあります。
SLカートスポーツ機構が発行する
SLメンバーズカードです。
(SLライセンスとも呼ばれます。)

SLライセンスは4段階のグレードがあります。

 

カートライセンスの取得方法ですが、
カートコースやカートショップで開催される
講習会を受講することで取得できます。

通常、
JAFカートライセンスとSLライセンスを
同時に取得できます。
ただし、ライセンス取得料金は
それぞれに必要となるので注意して下さい。


受講する場所によって料金は違いますが
おおよそ、
JAFカートライセンス:¥18,000程度
JAFメンバーであることが条件)
SLライセンス:¥15,000程度

ライセンス講習会は
1日かけて行われ、
午前中に座学
午後に実技を行います。

なお、10歳からライセンスを
取得できることからも分かるように
自動車運転免許証などは不要です。
本当に誰でも受けられます。

座学では
レーシングカートの簡単な構造、
サーキット走行のルール・マナー
といった、カートの基礎知識を学びます。

内容は、
アクセル、ブレーキの位置
エンジンの掛け方、注意点
走行中に出されるフラッグの種類
コース上での危険行為などです。

特別なことや難しいことはないので
リラックスして受けて下さい。

お昼休憩を挟んで午後は実技です。
実際にカートに乗ります。
そのため、
服装は長袖、長ズボン、運動靴
とカートに乗れる服装を持って行きましょう。

ヘルメット、グローブといった装備は
会場で貸していただける場合がほとんどです。

実技では午前中に学んだ内容を実践します。
といってもやはり難しいことは
何一つないので
カートを楽しんで下さい。

 

しかし、、、

 

実技で重要なことは
正しく走ることです。

速く走ることではありません。
特にフラッグの指示に
従って走れるかが重要になります。

変にカッコつけようとして
暴走運転、危険運転にならない様に
気をつけてください。

ルール・マナーに従って
あなた自身をコントロールできるかが
試されています。

 

無事、実技まで終わったら
後は家でライセンスが送られてくるのを
待つばかりです。
通常であれば1ヶ月程度で発行されます。

それまでは仮ライセンスという名の
紙切れを渡されます。
なので講習の翌日からレースに出場できますので
ご安心下さい。

 

それから、ライセンスの発行には
顔写真が必要です。
JAFカートライセンス:1枚、SLライセンス:2枚)
必要枚数を予め用意しておきましょう。

 

 

さあ、ライセンスが発行されれば
あなたも立派なレーサーです。

レーサーとしての自覚とプライドを持って
レーシングカートを楽しんで下さい。